椅子脚カバーで床の傷防止ができるのか??

By | 2018年9月19日

当店で扱っているもの以外にも世の中にはたくさんの種類の椅子脚カバーがあります。

でも、これだけ多ければどれを選んでいいかわかりませんよね。

どの商品にも床の傷防止って書いてあるので、そういう悩みがあるのも当然です。

しかし、椅子脚カバーでもいろいろな特長があるので、間違えると床の傷を増やしかねません。

今回は椅子脚カバーの床に設置する底の部分での傷防止具合を解説したいと思います。

エラストマー樹脂(ゴム)

いわゆるゴムです。

最近はいろんな種類の椅子脚カバーがありますが、以前はこのタイプで昔から販売されています。

床の傷は防ぐことはできますが、荷重がかかったままで椅子を動かすと床の素材によってはゴムの跡が着く場合もあります。

しかしこのタイプは非常に滑りにくいので、安全面で椅子をできるだけ滑らせたくない場合などには有効です。

また、非常に安いので大量の椅子につけたい場合などもお得です。

ポリエチレン樹脂

プラスチックのように硬いです。

何もつけないよりも床の傷防止にはなりますが、床に極々小さな石粒のようなものが少しあれば、椅子を動かした時に椅子脚カバーと床の間に入って一緒に引きずってしまい、床に傷が付く場合があります。

あと、荷重がかかった状態で椅子を動かすとこすり傷が付く場合があります。

そのことからフローリングなどでのご使用はおすすめしません。

しかし、カーペットの上だと、カーペットの繊維に椅子が引っかかることなくスイスイ動かすことができますよ。

フッ素樹脂

表面に油でもついているかのように非常にツルツルしていて、ポリエチレン樹脂よりもさらに滑りが良いです。

その滑りがいいので床の傷防止になりますし、音も静かになります。

しかし、ポリエチレン樹脂と同様の弱点もありますので石粒などで床に傷が付く場合もあります。

フローリングはもちろん、カーペットの上でも滑り具合は抜群なので、ご家庭で季節によりカーペットを敷く場合や、椅子を移動させるなど床の環境が変わる場合にもこれ一つで十分に活躍してくれます。

フェルト

やっぱり椅子脚カバーといえばフェルトのイメージですね。

もちろん100%ではありませんが椅子を動かしても床に傷がつきにくく、石粒のようなものがあってもフェルトに埋もれますので、他のものと比較すると傷の着きにくさはナンバーワンではないでしょうか。

しかし、カーペットの上では全く滑らないので使いづらいです。

まとめ

今回は床の傷の観点から椅子脚カバーを見てきましたが、サイズやデザインだけでなく、それぞれのお悩みに応じて椅子脚カバーを選ぶ必要があります。

もちろん床の傷のお悩みは、当店ではフェルトのタイプをおすすめしますよ。

もし、椅子脚カバー選びでわからないことがあればお電話でもお答えしていますので、お気軽にお電話くださいね。

TEL:06-6723-5060
イスが静かに.comカスタマーセンター(和気産業EC事業部)
(平日9:30~17:00)

 

 

インターネット通販サイト『イスが静かに.com』の店長

自称、椅子脚カバーソムリエ。お客様から日々電話でのお問合せなどもお答えしています。

日本DIY協会認定のDIYアドバイザー資格取得

各地でDIYに関する相談からDIYのワークショップ講師も務める。

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